【簿記3級】未収入金・未払金とは?売掛金・買掛金との違いと仕訳を練習問題で解説

仕訳
生徒
生徒

先生!フリマアプリで使わなくなったカバンが売れました!!ラッキー♪

ゆま先生
ゆま先生

お!ええやん!代金はもう振り込まれた?

生徒
生徒

いや、それがまだなんです。発送は済んだんですけど

ゆま先生
ゆま先生

なるほどな、それ実は”未収入金”って言うんやで。今日は未収入金・未払金を、仕訳まで一気にやっていこか!

フリマアプリの取引で考える「未収入金・未払金」

さっきの話、簿記的に見るとこういう構造になっています。

  • カバン(商品ではなく私物)はもう発送済み
  • でも、代金はまだ振り込まれていない

つまり、モノは渡したけど、お金はまだもらっていないという状態です。

未収入金とは・売掛金との違い

ここで「あれ、これって売掛金と同じでは?」と思うかもしれません。でも実は、ここに大事な違いがあります。

  • 売掛金 → 会社が本業として売っている商品を売った場合の後払い
  • 未収入金 → 本業の商品ではないもの(今回でいうと私物のカバン)を売った場合の後払い

このカバンは、フリマで売るために仕入れたものではなく、たまたま持っていた私物です。このように、本業の商品以外のものを売って、あとでお金をもらう場合に使う科目が未収入金です。

あとで「お金をもらう権利」がある状態なので、グループでいうと資産に分類されます。

未払金とは

今度は逆の立場、カバンを買った側で考えてみましょう。買った人は、カバンを受け取ったけど、まだお金を払っていません。

これも同じように、本業として仕入れる商品以外のものを買って、あとでお金を払う場合に使う科目で、これを未払金といいます。

あとで「お金を払う義務」がある状態なので、グループでいうと負債に分類されます。

おさらいミニクイズ!

Q1. 未収入金 は、どのグループ?

Q2. 未払金 は、どのグループ?

Q3. 「会社が本業として売っている商品」の代金を後払いでもらう時に使うのは?

あなたもやってみよう!4択クイズ

これは会社の本業?そうではない?を考えて選ぶのがポイントです。

Q1. 【会社が、商品として仕入れた服を、掛けで販売した。】

Q2. 【会社が、商品として販売する予定の服を、掛けで仕入れた。】

Q3. 【会社が、使わなくなった事務用の机を、代金後払いで売った。】

Q4. 【会社が、事業で使う新しいパソコンを、代金後払いで購入した。】

未収入金・未払金の仕訳のやり方

生徒
生徒

本業か本業じゃないか?で分けるんでしたよね!

ゆま先生
ゆま先生

そうやな!合ってるで~ここからは、会社の備品を売り買いするパターンで仕訳していこか!

①商品以外のものを売って、代金はあとで受け取るとき

使わなくなったコピー機(帳簿価額50,000円)を50,000円で売却し、代金は月末に受け取ることにした場合。備品が減って、あとでお金をもらう権利=未収入金が増えます。

借方金額貸方金額
未収入金50,000備品50,000

②あとで代金を受け取ったとき

借方金額貸方金額
現金50,000未収入金50,000

③商品以外のものを買って、代金はあとで払うとき

応接セット80,000円を購入し、代金は翌月払いとした場合。備品が増えて、あとでお金を払う義務=未払金が増えます。

借方金額貸方金額
備品80,000未払金80,000

④あとで代金を支払ったとき

借方金額貸方金額
未払金80,000現金80,000
ゆま先生
ゆま先生

ちなみに、帳簿価額と売った値段が違うときは「固定資産売却益・売却損」っていう科目が出てくるで。それはまた別の記事でやろな!

練習問題:実際に仕訳してみよう

勘定科目を選んで、金額を入力し、全部埋めたら1問ずつ答え合わせしてみよう!

Q1. 【会社が、事務用の古いコピー機(帳簿価額50,000円)を50,000円で売却し、代金は月末に受け取ることとした。】

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Q2. 【前月に売却したコピー機の代金50,000円を、現金で受け取った。】

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Q3. 【会社が、新しい応接セットを80,000円で購入し、代金は翌月払いとした。】

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Q4. 【購入していた応接セットの代金80,000円を、現金で支払った。】

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チャレンジ問題:売掛金・買掛金と見分けよう

Q5. 【不要になった営業用の車(帳簿価額300,000円)を300,000円で売却し、代金は翌月受け取ることとした。】

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Q6. 【商品80,000円を仕入れ、代金は掛けとした。】

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よくある間違い

  • 商品以外を後払いで買ったのに買掛金にしてしまう → 買掛金・売掛金は本業の商品だけ。それ以外は未払金・未収入金です。
  • 未収入金と未払金を逆にしてしまう → 「もらう」権利は未収入金(資産)、「払う」義務は未払金(負債)。
  • 代金を受け取った・払ったときに未収入金・未払金を消し忘れる → 精算したら、反対側に書いて減らします。

まとめ

  • 未収入金 → 本業の商品以外のものを売って、あとでお金をもらう約束(資産)
  • 未払金 → 本業の商品以外のものを買って、あとでお金を払う約束(負債)
  • 売掛金・買掛金との違いは、本業の商品かどうか

買掛金・売掛金と間違えがちなところですが、「本業か?そうじゃないか?」をちゃんと考えたら解けます。覚えることが多いですが、暗記ではなく理解ベースで進めていきましょう。

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