
先生!今日はテンション高いですね。なんかありました?

事務用のパソコン、新しくしてん♪めっちゃサクサク動くし最高やわ~!!!

いいなぁ~これって簿記に関係しますか?

もちろん!このパソコンは、簿記的には特別な扱いになる勘定科目があるねん。仕訳のやり方まで一緒に見ていこか!!
事務用パソコンで考える「固定資産」
さっきの話、簿記的に見るとこういう構造になっています。

このパソコンは、すぐに使い切ってなくなるものではなく「これから長く使い続けるもの」です。
固定資産とは
このように、会社が長期間にわたって使うために購入したもののことを、簿記では固定資産といいます。
仕入との違い
「あれ、これって仕入と同じでは?」と思うかもしれません。でも大事な違いがあります。
- 仕入 → 売るために買ったもの(商品)
- 固定資産 → 使うために買ったもの(パソコン、机、建物など)
パソコンは、売るために買ったわけではなく、事務作業に使うために買ったものですよね。だからこれは仕入ではなく、固定資産として扱われます。
固定資産の代表例
固定資産には、いくつか種類があります。
- 備品(パソコン、机、椅子など)
- 建物(会社の事務所、店舗など)
- 車両運搬具(営業車、配達用のトラックなど)
今回のパソコンは、この中の「備品」に分類されます。
ミニクイズ!
正解だと思う方を押してみよう!
Q1. 備品 は、どのグループ?
Q2. 建物 は、どのグループ?
Q3. 固定資産に該当するのはどっち?
どの科目になる?4択クイズ
今回は試験本番を意識してちょっと難しめです!「仕入・備品・建物・車両運搬具」のどれにあたるのか考えてみましょう。
Q1. 【商品として販売するための服30,000円を、掛けで購入した。】
Q2. 【事務作業に使うための新しいパソコン150,000円を購入した。】
Q3. 【営業活動で使うための車1,200,000円を購入した。】
Q4. 【会社の事務所として使うためのビル5,000,000円を購入した。】
固定資産の仕訳のやり方

先生のパソコン、もう壊れたとかじゃないですよね!?

まさか!まだサクサク動いとるで!笑 ここからは、そのパソコンを買ったときの仕訳をやっていこか!
①現金で買ったとき
事務用パソコン120,000円を現金で購入した場合。備品が増えて、現金が減ります。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 備品 | 120,000 | 現金 | 120,000 |
②代金を後払いにしたとき
コピー機200,000円を購入し、代金は月末払いとした場合。商品以外のものを後払いで買ったときは、買掛金ではなく未払金を使います。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 備品 | 200,000 | 未払金 | 200,000 |
③手数料なども一緒に払ったとき
固定資産を買うときにかかった送料・設置費用・手数料などは、固定資産の金額に含めて記録します。パソコン150,000円を購入し、設置費用5,000円とあわせて現金で支払った場合はこうなります。
| 借方 | 金額 | 貸方 | 金額 |
|---|---|---|---|
| 備品 | 155,000 | 現金 | 155,000 |

③は試験でよく出るポイントやで!手数料を別の費用にせずに、固定資産にまとめるんよ。
練習問題:実際に仕訳してみよう
勘定科目を選んで、金額を入力し、全部埋めたら1問ずつ答え合わせしてみよう!
Q1. 【会社が、事務用パソコン120,000円を現金で購入した。】
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Q2. 【会社が、新しいコピー機200,000円を購入し、代金は月末払いとした。】
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Q3. 【会社が、営業用の車1,500,000円を現金で購入した。】
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Q4. 【会社が、事務所を3,000,000円で購入し、代金は月末払いとした。】
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チャレンジ問題
Q5. 【事務用の机80,000円を購入し、配送料3,000円とともに現金で支払った。】
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Q6. 【配達用のトラック2,000,000円を購入し、登録手数料50,000円とあわせて代金は翌月末に支払うこととした。】
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よくある間違い
- 固定資産を仕入にしてしまう → 売るためではなく使うために買ったら、備品・建物・車両運搬具などです。
- 後払いを買掛金にしてしまう → 買掛金は商品を掛けで仕入れたときだけ。固定資産の後払いは未払金です。
- 手数料や送料を別の費用にしてしまう → 固定資産を買うためにかかった費用は、固定資産の金額に含めます。
まとめ
- 固定資産とは、会社が長期間使うために購入したもの
- 仕入との違いは、「売るために買った」か「会社が使うために買った」か
- 固定資産には、備品・建物・車両運搬具などの種類がある
- 後払いで買ったら未払金、手数料や送料は固定資産の金額に含める
パソコンや机など、身近なものが固定資産に該当するケースは多いので、意識してみると簿記の理解がぐっと深まると思います。
次は減価償却です。なんだか難しそうですが、説明をきくと「あれ?簡単!!」って思うはずです。今日の車両運搬具などもまた使いますので、しっかり理解して覚えておきましょう。


